鳴子温泉の楽しみ方 湯めぐり

鳴子温泉の楽しみ方 湯めぐり

日本にある11種類の旧泉質分類のうち8種類が湧き出る“いで湯”の里です。
鳴子温泉は多数の施設が自家源泉を所有しているので、湯めぐりをすると異なる泉質を楽しむことができます。
湯色も白濁、緑白、青色、茶褐色、黒色、無色などさまざまで、天候によって日ごとに変化する時もあります。
感触もさらり、とろりといろいろ。
硫黄の香りが漂う温泉街を歩きながら「湯めぐり散歩」をしてみたり、お気に入りの「鳴子の湯」を見つけてみたり。
湯めぐりには、お得な「湯めぐりチケット」もおすすめ。
※新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、記載データと異なる場合もありますので予めご了承下さい。
最新情報は「お知らせ」や「鳴子温泉郷施設営業状況」をご覧下さい。

営業状況はこちらからご確認ください。

鳴子温泉の泉質と浴用適応症

一般的適応症(浴用)

筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ・変形性関節症・腰痛症・神経痛・五十肩・打撲・捻挫などの慢性期)/運動麻痺における筋肉のこわばり/冷え性/末梢循環障害/胃腸機能の低下(胃がもたれる・腸にガスがたまるなど)/軽症高血圧/耐糖能異常(糖尿病)/軽い高コレステロール血症/軽喘息又は気腫/痔の痛み/自律神経不安定症/ストレスによる諸症状(睡眠障害・うつ状態など)/病後回復期/疲労回復/健康増進

掲示用泉質名 旧泉質名 泉質別適応症(浴用)
①単純温泉
刺激がマイルドで、子供から
お年寄りまで入れる優しい湯
①単純温泉 自律神経不安定症
不眠症
うつ状態
②二酸化炭素泉 ②単純炭酸泉 きりきず
末梢循環障害
冷え性
自律神経不安定症
③炭酸水素塩泉
皮膚の角質を軟化させ、肌を
滑らかにさせる作用がある「美肌・美人の湯」
③重炭酸土類泉 きりきず
末梢循環障害
冷え性
皮膚乾燥症
④重曹泉 きりきず
末梢循環障害
冷え性
皮膚乾燥症
④塩化物泉
塩の成分で湯冷めしにくい
温まりの湯。
⑤食塩泉 きりきず
末梢循環障害
冷え性
うつ状態
皮膚乾燥症
⑤含よう素泉
⑥硫酸塩泉
昔から「傷の湯」といわれ、
保温効果・皮膚病にも効果があると
言われている。
⑥硫酸塩泉
(芒硝泉・石膏泉)
きりきず
末梢循環障害
冷え性
うつ状態
皮膚乾燥症
⑦含鉄泉
空気に触れると酸化し
赤褐色になり、保温効果もある。
⑦鉄泉
⑧緑礬泉
(含明礬・緑礬泉)
⑧硫黄泉
独特な匂いが特徴。
殺菌力があり皮膚病にも効果があるが、
湯あたりしやすい温泉でもある。
貴金属などは酸化して黒くなるので
装飾品は外して入浴しましょう。
⑨硫黄泉
(硫黄泉)
アトピー性皮膚炎
尋常性乾癬
慢性湿疹
表皮化膿症
⑨硫黄泉
(硫化水素泉)
アトピー性皮膚炎
尋常性乾癬
慢性湿疹
表皮化膿症
末梢循環障害
⑨酸性泉
殺菌力が強く美肌効果もあるが、
肌の弱い人は刺激を受けやすいので注意。
⑩酸性泉 アトピー性皮膚炎
尋常性乾癬
耐糖能異常(糖尿病)
表皮化膿症
⑩放射能泉 ⑪放射線泉 高尿酸血症(痛風)
関節リウマチ
強直生脊椎炎 など

※鳴子温泉にない旧泉質〈②単純炭酸泉、⑦鉄泉、⑪放射能泉〉

各お宿の情報についてはこちら

公衆浴場

滝の湯

滝の湯詳しくはコチラ

鳴子・早稲田桟敷湯

鳴子・早稲田桟敷湯詳しくはコチラ

湯めぐりチケット

鳴子温泉郷と最上温泉郷の豊富な泉質を味わうのに便利なチケットです。
6枚のシールが1セット1,300円で販売しています。7柄ありますが、どこの地区でも共通で使用できます。
使用方法は施設ごとにシールの必要枚数が異なり、6枚のシールを使い切るように湯めぐりしていただくと、現金よりお得に入浴することができます。
※新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、記載データと異なる場合もありますので予めご了承下さい。
最新情報は「お知らせ」や「鳴子温泉郷施設営業状況」をご覧下さい。

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温泉・共同浴場の入浴の仕方

STEP1 脱衣所で服を脱ぐ

NG事項

水着の着用
水着着用が義務付けられている温泉以外ではNG
タトゥー
タトゥーを入れている方は、入浴をお断りされることも
飲食の持ち込み
周りの人の迷惑になるので避けましょう
飲酒後の入浴
心臓に負担がかかるほか、思わぬ事故にもつながります

STEP2 お湯に入る前にかけ湯をする

かけ湯とは体にお湯をかけて汗や汚れを落とすこと。
特に下半身の汚れはしっかり洗い流すようにしましょう。
かけ湯にはお湯に体を慣らすという目的もあります。

心臓から遠い場所から順々にお湯をかけ、熱いお湯に体を慣らしていきましょう。

STEP3 入浴する

NG事項

飛び込む、泳ぐ
周りの人の迷惑になるので避けましょう
タオルをお湯に入れる
タオルは頭の上に乗せる、湯船のふちに置くなどしましょう
髪の毛を湯につける
ゴムで縛るなどしましょう
湯の中で石鹸を使う
ボディーシャンプーもNGです。

STEP4 洗い場で髪の毛や体を洗う

周りの人にしぶきがかからないよう気をつけながら洗いましょう。
洗い終わった後は、使った桶や椅子はさっとお湯で流し、元の場所に戻しておきましょう。

STEP5 お風呂から出る

最後にもう一度湯船につかったら、そのままあがりましょう。
シャワーや上がり湯をすると、せっかくの温泉成分も洗い流してしまうことになります。

 

「郷に入っては豪にしたがえ」

日本式の温泉マナーは、周りの人のやり方を観察して学ぶのが一番です。